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DB開発支援ツール「SI Object Browser for Postgres」、クラウド環境向けの「仮想ユーザーライセンス」を提供

開発委託先も含めた共有利用が可能に

 株式会社システムインテグレータは3日、エンタープライズDB株式会社のデータベース「EDB」、およびPostgreSQLに対応したデータベース開発支援ツール「SI Object Browser for Postgres」において、「仮想ユーザーライセンス」を8月5日に提供すると発表した。なお、販売代理店を務める株式会社アシストが8月5日より販売を開始する。

 SI Object Browser for Postgresは、EDBやPostgreSQLに接続し、テーブルやビューなどの各種オブジェクトの作成、テーブルデータの編集、ストアドプログラムの作成・デバッグなどの操作をGUIによって行えるデータベース開発支援ツール。

 従来はクライアントライセンスで提供されてきたが、今回は、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどのクラウド環境にある仮想サーバー/クライアントにインストールし、開発委託先も含めて共有利用が可能な形態のライセンス「仮想ユーザーライセンス」を新たに提供する。

 また半年ごとの期間契約型ライセンス(保守サービスを含む)のため、初期費用が従来のクライアントライセンスより安価になる点も特徴とのこと。

 システムインテグレータでは、このライセンスを利用することにより、共有利用が容易なクラウドの特性を生かして、オフショアをはじめとした幅広い案件において、EDBおよびPostgreSQLを基盤としたシステム開発が可能になるとアピールしている。