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システムインテグレータ、DB開発ツール「SI Object Browser for SQL Server」最新版をリリース
2025年1月23日 14:24
株式会社システムインテグレータは22日、データベース開発ツール「SI Object Browser for SQL Server 25」を、2月18日に販売開始すると発表した。また、これに合わせ、SI Object Browser for SQL Serverのサブスクリプションライセンスも販売開始する。
SI Object Browserは、テーブルの閲覧、SQLの編集/実行や各種オブジェクト作成、ストアドプログラムのデバッグ、Excel形式でのテーブル定義書の出力などをGUI上で簡単に実行できるデータベース開発ツール。
新バージョンでは、接続(セッション)ごとに識別色を設定できる機能を追加した。ログイン時に識別色を設定することで、接続後の各画面が設定した色で表示される。例えば、本番環境と開発環境を色分けすることで、誤操作防止に役立つ。
データベースの負荷テスト機能も追加し、任意のセッションと実行するスクリプトを指定して、同時実行によるデータベースのパフォーマンス負荷を測定できる。
スクリプト実行画面のUIを改善し、実行処理速度も改善した。INSERT文1万件の速度を比較した場合、従来バージョンでは30秒程度かかっていたが、2秒程度で実行できるようになった。
レポート生成機能では、Excel形式に加えて、Excelマクロ形式で定義したレポートも生成可能になった。これにより、テーブル定義書やオブジェクト一覧などの各種レポートを生成後、さらにユーザーで定義した任意のマクロ連携ができる。
その他、データグリッドのカラム表示を日本語(コメント)に切り替える機能の追加や、ロック情報画面にセッション切断機能の追加、タスクバーのUI改善などを行っている。
SI Object Browser for SQL Serverサブスクリプションライセンスは、契約期間に応じて利用できるライセンスモデルで、買い取り型ライセンスに比べ、初期費用が安い、常に最新バージョンが利用できる、自社のPC、クラウドの仮想PCどちらでも使えるといったメリットがある。