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グレープシティ、可変レイアウトやページ数出力に対応したExcel/PDFドキュメントAPIライブラリ2製品をリリース

 グレープシティ株式会社は25日、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリ「DioDocs for Excel/for PDF」の2製品について、新バージョン「V6J」を2月8日にリリースすると発表した。

 「DioDocs for Excel」では、テンプレート構文の自動改ページ機能について、可変レイアウトでの出力に対応した。これにより、行数が多いExcelファイルを出力する場合に、1ページ目にのみヘッダーを表示し、2ページ目以降は項目行のみ表示するといったレイアウトに対応する。最終ページにのみフッターを表示するといった処理も可能。さらに、グループごとのページ番号と総ページ数の出力にも対応し、ページ数の多い帳票を扱う場合などで活用できる。

 「DioDocs for PDF」では、Webアプリ上でPDFファイルを読み込んで表示できる、JavaScriptベースのPDFビューアーついて強化を行った。PDF上のテキストを強調表示するための4種類の注釈(ハイライト/下線/波状下線/取り消し線)を追加したほか、表示しているPDFファイルをPNG形式の画像として保存する機能や、既定のツールバーのアイコンを任意のSVG画像に変更できるアイコンカスタマイズ機能に対応した。

 このほか、ワークブックをxlsxファイルとして保存する際に、不必要なデータを削除してファイルサイズを最適化できる機能や、セル範囲へ図形や画像を直接追加できるメソッドの追加、Excelの新規関数への対応などの新機能を搭載した。

 DioDocs for Excel/for PDFは、両製品とも1年定額制のサブスクリプション方式での販売となり、イニシャル(初回)価格は1開発ライセンスが29万7000円(税込)、2年目以降のリニューアル(更新)価格は14万8500円(税込)。