ニュース
NTTドコモビジネスなど3社、名古屋市都心部で「自動運転×オンデマンド配車」の実証実験を9月より開始
2026年8月17日 09:00
NTTドコモビジネス株式会社(旧社名:NTTコミュニケーションズ株式会社、以下、NTTドコモビジネス)とNTTモビリティ株式会社、株式会社NTTドコモの3社は、愛知県からの受託事業として、自動運転とオンデマンド配車システムを組み合わせた実証実験を9月11日より開始すると発表した。運行期間は、2026年9月11日から2027年3月19日までの土・日・祝日および年末年始を除く平日のみを予定する。
この実証は、愛知県名古屋市都心部における自動運転の社会実装を見据えて行われるもの。交通量が多く、利用者も多い名古屋駅前(総合校舎スパイラルタワーズ)、STATION Ai、愛知芸術文化センター、IGアリーナ前(名古屋造形大学)、FUJIなごや科学館の5カ所の乗降地点を含むルートを設定。このルートを、名鉄タクシーホールディングス株式会社による運行支援のもと、3台の自動運転車両が走行する。
また、自動運転車両に搭載された自動運転ソフトウェアとオンデマンド配車システムを連携させ、予約に応じて各乗降地点へ配車するといった、従来のタクシーに近い運用を実現する。具体的には、オンデマンド配車システムを組み込んだ名古屋鉄道株式会社が提供するなごやMaaSアプリ「デライド」と自動運転ソフトウェアを連携させ、利用者の予約に合わせて各乗降地点に車両を配車することで、利用者の移動ニーズに柔軟に対応する自動運転の実現に向けた運用を検証するとした。
自動運転ソフトウェアには、米国での無人自動運転運行の実績を持つMay Mobilityの製品を採用。自動運転レベル4の社会実装に向けて課題となる、交差点通過時の走行制御の向上を図る。検証では、交通量の多い名古屋市都心部において、右折時に対向車を検知した際の走行制御や、信号が変わるタイミングの予測精度の向上に関する技術検証を行い、自動運転の高度化を目指すという。
また、乗務員がいなくても安心して利用できる自動運転の実現に向けて、車内に設置したタブレットシステムで対話型AIキャラクターによる案内を実施し、利用者の受容性の検証も行う。事前のアンケートから利用者の乗車目的や知りたい情報を把握したうえで、対話AIキャラクターによる自然なコミュニケーションを通じて、必要な情報を適切なタイミングで提供するとのこと。

