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freee、税理士業務を一気通貫支援するAIエージェントを8月28日のイベントで公開

ノーコード開発基盤「freee Agent Hub」も正式提供を開始

 freee株式会社は、8月28日から開催する主催イベント「freee Advisor Day 2026」において、税理士事務所の業務を資料回収から決算申告まで一気通貫で支援する「freee顧問先管理 | AIエージェント」を公開する。提供開始は9月15日の予定。また、オープンβ版として提供してきた士業向けAIエージェント開発基盤「freee Agent Hub」も、同日より正式提供を開始する。

 freeeは、士業向けの統合型AIエージェントとして「freee Agent Hub」を4月に発表。5月よりオープンβ版を通じて多くのアドバイザーに体験してもらってきたが、そうしたアドバイザーによるフィードバックから、税理士事務所のAI活用には「日々の資料回収・記帳・確認修正・決算申告などの多くの事務所で共通する定型業務をAIで自動化したい」というニーズと、「事務所独自のルールや複雑なフローに合わせて、自社専用のAIエージェントを自由に構築・運用したい」という2つのニーズがあることがわかったという。

 そこで同社は、当初の「freee Agent Hub」の構想を、共通する定型業務を支援する「freee顧問先管理 | AIエージェント」と、事務所独自のAIエージェントを構築できる「freee Agent Hub」の2つに分けて展開する。

 「freee顧問先管理 | AIエージェント」は、記帳や月次チェック、申告書チェックなど、税理士事務所に共通する定型業務に特化したfreee開発のプリセットエージェントを有償で提供するオプション。記帳、ルール整備、月次チェック、申告書チェックといった4種のエージェントが用意され、「freee顧問先管理」内で利用できる。

 freeeでは、AI時代における顧客体験の変化を「Done by You(自分でがんばる)」から「Done for You(やっといてくれる)」へのシフトととらえているが、この新機能を「freee顧問先管理」で提供する資料回収機能と合わせることで、資料回収から決算申告まで、事務所の記帳代行業務における「Done for You」体験を実現するとしている。

 なお、freeeアドバイザー制度のシンプルプランまたはプライムプランを契約ユーザーには、申告書チェックエージェントを無償提供するほか、月次チェックエージェントも期間限定で無償提供するとのこと。

 一方の「freee Agent Hub」は、顧問ビジネスに特化したAIエージェント開発基盤。事務所独自のノウハウを生かした自社専用のカスタムエージェントをノーコードで作成し、事務所内で共有・利用できる。スケジュール機能により、指定した日時やサイクルでタスクを実行させることも可能だ。

 利用にあたっては、事業所単位で完全に分離された作業空間が提供され、認証情報・コンテキスト・ブラウザセッション・ファイルのすべてが顧問先ごとに隔離されるので、顧問先間の情報の取り違え事故を構造的に防止した上で、安全に独自のAIエージェントの作成や利用を行えるとしている。

 また今後は、顧問先を横断してカスタムエージェントを実行できる機能、Googleなどとの外部連携機能を提供する予定だ。