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メシウス、PDFフォーム出力などの機能を追加したExcel/PDFドキュメントAPIライブラリ「DioDocs」2製品の新版をリリース

DioDocs for Excel V7J/DioDocs for PDF V7J

 メシウス株式会社(旧社名:グレープシティ株式会社)は22日、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリ「DioDocs for Excel/for PDF」の2製品について、新バージョン「V7J」を3月6日にリリースすると発表した。

 DioDocs for Excelの新バージョンでは、PDF出力機能を強化した。ExcelのワークブックをDioDocsを介してPDFに出力する際に、Excelの入力フォーム(ドロップダウン、リストボックス、オプションボタン、チェックボックス)について、入力機能を保持したままPDFファイルを出力できるようになった。これにより、Excelファイルで作成した入力フォームの見た目と機能性をそのままに、手軽にPDF入力フォームへ変換できる。

入力フォームのPDF出力

 DioDocs for PDFの新バージョンでは、「キャレット注釈」の機能を追加した。一般的に「キャレット」とは、文書校正時に使用するマークのことで、校正箇所・位置を示すために使用する。例えば、PDF上を任意の文字列で検索し、その箇所をまとめて示したい場合などに利用できる。

キャレット注釈

 このほか、DioDocs for Excelでは非同期カスタム関数の実装や、指定した列を引用符で囲んでCSV出力する機能、DioDocs for PDFではフローティングテキスト検索バーの機能などの新機能を実装した。

 DioDocs for Excel V7J/DioDocs for PDF V7Jの価格は、1開発ライセンス29万7000円(税込)。