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電子契約サービス「freeeサイン」、URL発行による署名依頼の送信に対応

 freeeサイン株式会社は11日、電子契約サービス「freeeサイン」(旧称:NINJA SIGN by freee)において、URL発行による署名依頼の送信が可能になったと発表した。このURL発行機能を利用すると、取引先と普段からコミュニケーションを取っているツール上にて、契約書をはじめとした文書の署名依頼を行えるという。対象プランはLight Plus/Pro/Pro Plusで、追加の利用料金は発生しない。

 freeeサインは、契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管といった一連の契約業務をオンライン上で行える、クラウド型の電子契約サービス。

 同サービスでは、従来、契約書をはじめとした文書への署名依頼を、メールまたはSMSによって送信していたため、署名依頼のために相手方のメールアドレスまたは電話番号を事前に取得しておく必要があったという。

 しかし、今回新たに追加されたURL発行機能では、チャットツールなど、普段から利用している慣れ親しんだコミュニケーションツール上にて、相手方に署名依頼を送信できるので、メールアドレスや電話番号を事前に取得する手間が省けるとのこと。

 なお文書作成後、「確認/送信」画面にて、締結の種類から「URLを発行」を選択し、署名依頼に必要な各項目の設定を行って、「署名者用URLを発行」ボタンを押すと署名者用URLが発行されるので、依頼者はこれをコピーし、メールやチャット等で相手方に共有すればよい。また、ビデオ会議の最中にチャット欄にURLを張り付け、その場で相手方と確認しながら署名を依頼するといったことも可能になる。

 受領した相手方は、送られてきたURLをクリックすると、メールアドレス入力画面に遷移し、メールアドレスの入力フォームが表示される。ここで入力したメールアドレスへ送られてくるメールアドレス確認メールから、署名手順へ進めばよい。

 なお同機能は、相手方の人数が1人であり、文書を一括作成しない場合に利用できる。またURLの発行時にはCC設定、発行時のメッセージ設定、通知メールの言語設定はできない。