ニュース

電子契約サービス「freeeサイン」、個人事業主向けに「スタンダード」「アドバンス」の両プランを提供

受領契約書の保管や複数人利用、AIによる文書チェックなどが可能に

 フリーサイン株式会社は4日、クラウド型電子契約サービス「freeeサイン」において、個人事業主向けプラン「スタンダード」「アドバンス」を新設すると発表した。従来、個人事業主向けのプランは「スターター」1種類に限られていたが、これにより、さらに便利に利用可能になったとのこと。

 freeeサインは、契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管といった一連の契約業務をオンライン上で行える、クラウド型の電子契約サービス。契約書のみならず、申込書や入社関連書類などの幅広い文書に対応しており、契約業務の効率化を実現するという。

 今回は、2024年秋に予定されているフリーランス保護新法の施行に向け、同サービスを利用するフリーランスや個人事業主が、取引先と手間をかけずに適切に契約書を交わせるように、受領契約書の保管(月間10通)や複数人利用も可能な「スタンダード」と、AIが秘密保持契約書(NDA)や業務委託契約書の内容をチェックする機能が備わった「アドバンス」を新たに提供する。

 価格(税別)は、年契約の場合、「スタンダード」が年額3万5760円、「アドバンス」が年額5万9760円。月契約の場合は、「スタンダード」が月額3880円、「アドバンス」が月額6480円。なお、「スタンダード」「アドバンス」とも、3ユーザーで利用できる。

「アドバンス」プランの搭載している「契約チェック」機能では、AIによるチェックを行い、確認該当箇所を「重要度 高・中・低」にレベル分けして表示してくれる