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トゥモロー・ネット、マルチAIエージェント導入を容易にするアプライアンス製品「Qeek AI Orchestrator」を発表
2025年7月18日 15:10
株式会社トゥモロー・ネットは17日、「CAT.AI マルチAIエージェント」の提供を開始し、CAT.AI マルチAIエージェント搭載のアプライアンス製品「Qeek AI Orchestrator」を9月4日に提供開始すると発表した。
CAT.AI マルチAIエージェントは、複数の異なる専門的なAIエージェントが連携して情報収集・判断・実行を分担することで、タスクの並行処理を可能とする、AIコミュニケーションプラットフォーム「CAT.AI」の最新機能。リードエージェントが各AIエージェントを制御・連携することで、シングルエージェントでは難しい、複雑なタスクを並行処理可能にする。金融・保険・行政でのコンタクトサービスや予約サービス、公式アプリなど多様な業界・業種のさまざまなシーンで活用でき、業務の効率化を支援する。
Qeek AI Orchestratorは、起動初期設定、検索フォルダの指定、Webへのアクセス設定だけで、CAT.AI マルチAIエージェントの導入が可能となる製品。アプライアンスを追加するだけで簡単にサーバーを導入・拡張でき、中小企業からエンタープライズレベルまで柔軟に対応できる。
クラウド環境、オンプレミス環境のどちらにも対応し、3つの提供プランを用意。スタータープランは、スモールスタートでAI活用を始めたい企業向けのプランで、クラウド上の大規模言語モデル (LLM) を活用することで、初期コストを抑えて迅速に導入できる。スタンダードプランは、高セキュリティかつ安定したAI処理環境を構築したい企業に適したモデルで、GPU搭載アプライアンスにより社内データの活用と保護を両立する。スケールプランは、全社規模での本格展開に最適なモデルで、高性能GPUサーバーによる柔軟なスケールアウト構成により、大量データ処理や高度なAIワークロードにも対応する。
Qeek AI Orchestratorの提供価格は、初期費用200万円から、月額費用15万円から。
