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TOKIUM、AIが経費精算情報を点検して不正を検知する「TOKIUM AI経費監査」
“不適切な利用”の可能性も検知可能
2025年7月18日 06:30
株式会社TOKIUMは17日、経費精算システムに登録された情報をAIが点検し、不正や不適切な利用の疑いがある申請を担当者へ報告するサービス「TOKIUM AI経費監査」を販売開始すると発表した。
「TOKIUM AI経費監査」は、AIが経費精算システムに登録された立替経費申請を全数点検し、不正や不適切な利用を自動で検知するサービス。検知した申請の中から、不正や不適切な利用の可能性が高いものを、根拠と合わせて担当者へ報告する。
利用日や金額、勘定科目といった情報だけでなく、支払先や利用目的、内容なども確認し、申請された経費が適切に利用されたものかを検証するため、不適切な利用の可能性も検知できるとした。
また交通費に関する申請では、申請に記載された利用区間をもとに、AIが利用金額の妥当性を検証するため、タクシーの不正利用なども見つけやすくなるとのこと。さらに、AIが過去の申請を含むすべてのデータを網羅的に点検するので、領収書の使い回しなども容易に検知できるとしている。
なお、TOKIUMではクラウド型経費精算システム「TOKIUM経費精算」を提供しているが、経費データを共有するだけで、利用中のシステムを問わず、幅広い企業で利用できるとのことだ。