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セーフィー、クラウド録画サービスで全てのクラウドカメラの位置情報を管理画面の地図上に設定可能に

 セーフィー株式会社は16日、クラウド録画サービス「Safie」の「Safie PRO」プランに対応するカメラ「Safie GO」シリーズについて、位置情報設定機能を追加したと発表した。今回の機能追加により、既に対応している「Safie Pocket2」とともに、2022年11月現在、提供している全てのクラウドカメラが、管理画面の地図上に位置情報を設定できるようになり、映像データと位置情報をひも付けた管理で、さらなる迅速な意思決定や作業の安全性向上に寄与するとしている。

 セーフィーは、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、さらには映像解析による業務効率化などのソリューションを提供するため、ユーザーのニーズに応えるべく、クラウドカメラを提供、改善を重ねてきたと説明。今回の機能追加により、セーフィーが提供する全てのクラウドカメラで、手軽に位置情報を地図上に表示できる位置情報設定が可能になる。

 対象カメラは、「Safie PRO」プランに対応するカメラと、屋外設置可能なLTE搭載クラウド録画型カメラ「Safie GO」シリーズ。対象アプリは、映像視聴用アプリケーション「Safie Viewer for Web」。

 これにより、同一現場に複数台のカメラを設置する場合や、現場状況をテキスト情報でしか把握できない場合でも、カメラの位置と向きを地図上で視覚的に設定できるようになった。視認したいエリアや、ゾーンを起点とした映像をスムーズに確認できる。

 また、GPSによる位置情報取得機能を搭載したウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」と、現場に設置された定点カメラである「Safie PROプラン」対応カメラや「Safie GO」シリーズが撮影した、映像の位置情報を一元管理できる。これにより、実際の作業現場とその周辺状況を同時に確認するなど、業務においてさらなる安全性の向上が期待できるとしている。

 今後は、各クラウドカメラにより取得した位置情報を蓄積、外部と連携して二次利用を進めるなど、映像データのさらなる活用を可能とする機能を追加していくとしている。