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セーフィー、温度測定機能も搭載したクラウド型顔認証入退室サービス「Safie Entrance2」

 セーフィー株式会社は22日、クラウド型の顔認証入退室サービス「Safie Entrance2」を提供開始したと発表した。

 Safie Entrance2は、クラウド上で情報を集約・管理する顔認証入退室サービス。拠点や利用者ごとに柔軟な入退室権限設定を行えるほか、入退室の記録も履歴として蓄積できるという。またウィズコロナ時代に備え、非接触で自動的に温度測定(測定精度±0.3℃)を高速に行い、その測定結果を端末ディスプレイに表示して入退室の可否を判断できるようにしている。

 また顔認証端末には、株式会社データスコープのAIカメラ「Face FCシリーズ」を採用した。マスク着用時の認証にも対応するほか、デュアルレンズカメラの採用により、静止画や動画による「なりすまし」防止機能を実現。さらに利用者本人の認証において、認証正確度99%以上、認証速度200ms以下を実現しており、ストレスのないウォークスルーの入退室を行えるとした。

 加えて、IP67等級に適合した防水防塵仕様の採用やフィルライトの搭載により、屋外施設や暗所での利用も可能になるなど、設置条件を拡充しているので、より幅広いニーズに対応できるとのことだ。

 料金体系は登録する顔の数に応じた月額課金形態となっており、価格(税込)は、100顔までの場合が月額1万6500円、101~200顔が月額3万3000円など。工事費用や、ドアコントローラ、Face FCシリーズなどの設備費用は別途必要となる。