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マネーフォワードの「クラウド経費」「クラウド債務支払」、支払申請の柔軟な運用を可能にする機能強化を実施

 株式会社マネーフォワードは18日、クラウド型経費精算システム「マネーフォワード クラウド経費」、クラウド型債務管理システム「マネーフォワード クラウド債務支払」において、申請関連の機能強化を実施すると発表した。代理申請機能を拡張するとともに、兼務社員向けの所属部門選択機能が追加され、経費精算申請および請求書の支払依頼申請において、より柔軟な運用が可能になるという。

 経費精算申請や請求書の支払依頼申請においては、担当者自らが登録・申請する運用が多い一方で、担当者の申請が難しい場合に、代理者が申請を行うケースもふつうに見受けられる。また申請者が複数部門に所属する兼務社員の場合には、申請内容によって承認ルートを選択する必要があるとのこと。

 そこで今回は、こうした申請ケースにおいても柔軟な対応が可能になるよう、機能を拡張した。

 まず代理申請においては、「管理」権限を持つユーザーが代理申請者をあらかじめ指定しておくことで、本来は代理申請が行えない「一般」権限や「承認」権限のユーザーでも、代理申請を行えるようにした。

 代理申請者に指定されると、申請画面に「代理申請」ボタンが表示され、そこから代理申請を行えるようになる。なお承認者は、「誰が」「誰の代理で」申請したかを確認できるほか、被代理者は、自分の代理で申請された申請内容の照会を行えるとのこと。

マネーフォワード クラウド経費における代理申請機能の画面イメージ

 また、兼務社員の所属部門選択機能により、該当社員が複数の部門に所属している場合、「所属部門兼務での申請」を設定することで、申請時に「所属部門」を選択できるようになった。こちらの機能は、マネーフォワード クラウド経費、マネーフォワード クラウド債務支払において、中堅以上の事業者向けプランを利用している場合に利用可能だ。

マネーフォワード クラウド債務支払における所属部門選択機能の画面イメージ