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経費精算クラウド「マネーフォワード クラウド経費」、経費精算の明細において任意の項目追加が可能に

 株式会社マネーフォワードは14日、クラウド型経費精算システム「マネーフォワード クラウド経費」において、経費精算明細への「明細カスタム項目」および「汎用マスタ」に対応したと発表した。この強化によって、企業独自の管理項目についても入力、照会、出力が可能になるという。

 マネーフォワード クラウド経費は、経費登録から申請、承認までをクラウド上で完結できる経費精算システム。提供されているスマートフォンアプリで領収書を撮影すると、AI解析エンジンを活用したOCR入力によって「日付」「支払先」「金額」を自動入力可能なほか、Webブラウザ版での「領収書一括アップロード」でもOCR入力を提供しており、1回の操作で最大50枚の領収書画像からOCR入力を行えるという。

 今回新たに提供する「明細カスタム項目」は、選択項目の「汎用マスタ」、テキスト形式の「カスタムメモ」、任意のファイルが添付できる「添付ファイル」の3種別に対応しており、明細登録画面からの入力が可能だ。

 このうちの「汎用マスタ」は、予算コードや事業コードといった企業独自の分析コードとして活用でき、マスタデータの登録には、CSVファイル取り込みだけでなくAPI連携にも対応しているため、他システムとの自動連携もサポートされている。

 また、追加した「明細カスタム項目」は承認画面などにも表示されるので、承認者や経理担当者は、入力された内容を確認しながら承認業務を行えるとのこと。加えて、仕訳項目としても利用でき、会計システム等へのデータ連携にも対応している。

 なお、今回の新機能は、中堅以上の事業者向けプランを契約している場合に利用可能とのことだ。

経費明細登録画面イメージ