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トヨクモ、災害時の安否確認システム「安否確認サービス2」でLINEへの通知オプションを提供

 トヨクモ株式会社は20日、災害時の安否確認システム「安否確認サービス2」において、災害発生時に従業員のLINEアカウントへ自動通知するオプション機能を追加したと発表した。

 安否確認サービス2は、従業員の安否確認を支援するクラウドサービス。企業の存続および従業員の生活基盤となる災害後の早期事業復旧を重視している点が特徴で、安否確認機能以外に、その後の対策指示や情報共有を意識した「掲示板」「メッセージ」などの機能を備えている。

 今回の機能強化では、地震・津波・特別警報発令といった災害時に、事前登録したLINEアカウントに対して、安否確認通知を送信するLINE連携機能を新たに搭載した。多くの人が日常的に利用しているLINに対して通知を送信することにより、災害時における、従業員の安否情報の回答率向上が期待できるという。

 なお個人情報保護の観点より、従業員のLINEアカウント情報は、どのような管理者でも確認できない仕様になっており、管理者はプライベート連絡先(LINEアカウントやプライベートメールアドレス)の登録有無のみを確認可能。また、配信先に対して配信を行えたかどうかの確認もできる。

プライベート連絡登録の有無だけが分かる仕組み
配信ができたか否かも判定可能

 LINE連携機能は有償のオプションとなり、オプション費用は50~300ユーザーで月額500円(税別)、301~500ユーザーで月額3000円(税別)などとなっている。