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トヨクモの「安否確認サービス2」、cybozu.comからユーザー情報の取り込みが可能に

 トヨクモ株式会社は2月28日、自社の安否確認サービス「安否確認サービス2」と、サイボウズ株式会社のクラウドプラットフォーム「cybozu.com」がシステム連携を開始したと発表した。

 cybozu.comは、サイボウズが自社開発しているクラウドサービスプラットフォームで、このプラットフォーム上で、「サイボウズ Office」「Garoon」「kintone」「Mailwise」の各サービスを提供している。

 一方の安否確認サービス2は、災害時に従業員の安否情報をスムーズに管理し、集計を自動で行えるサービス。同サービスでは、いざというときに備え、従業員の情報を漏れなく登録しておく必要があるが、普段管理している人事労務システムとは別に作業する必要があり、作業ミスの発生や業務負荷が課題になっていたとのこと。

 しかし今回、両サービスの連携が連携することにより、安否確認サービス2の画面上でワンクリックするだけで、cybozu.comの従業員情報を安否確認サービス2に同期できるようになった。同期できる情報は、ユーザー情報(ログイン名、表示名、よみがな、メールアドレス、電話番号)、部署情報(組織名、組織コード、親組織)、所属部署情報である。

 なお安否確認サービス2はすでに、SmartHRの人事労務管理クラウド「SmartHR」、freee株式会社の人事労務管理クラウド「freee人事労務」との連携に対応しており、cybozu.comは連携可能な3つ目のサービスとなる。