トヨクモの「安否確認サービス2」、ユーザー情報をGoogle Workspaceからワンクリックで取り込み可能に

　トヨクモ株式会社は2日、法人向けの安否確認システム「安否確認サービス2」が、Google Workspaceとのシステム連携を開始したと発表した。これにより、Google Workspaceのユーザー情報をワンクリックで安否確認サービス2に連携できるようになったという。

　安否確認サービス2は、災害時などに従業員の安否情報をスムーズに管理するためのサービス。気象庁の災害警報に連動して自動で安否確認連絡を実施し、回答結果を部署ごとに自動集計してくれる。

　同サービスでは、いざというときに備え、従業員の情報を漏れなく登録しておく必要があるが、この登録は普段管理している人事労務システムとは別に作業する必要があるため、作業ミスの発生や業務負荷が課題になっていたという。

　そこでトヨクモではこの負荷の軽減を目的として他サービスとの連携を進めており、今回はGoogle Workspaceに登録されているユーザーおよび組織部門の情報を、安否確認サービス2にシームレスに取り込めるようになった。具体的には、設定画面内に設置されたボタンをワンクリックするだけで、簡単に人事情報を同期できるとのこと。