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Snowflake、AWS 大阪リージョンでのサービス一般提供を開始

 Snowflake株式会社は9日、同社が提供するクラウド型データウェアハウス(DWH)サービスである「Snowflake」について、Amazon Web Services(AWS) アジアパシフィック(大阪)リージョン(以下、大阪リージョン)での一般提供を開始したと発表した。

 「Snowflake」は、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloudといったメガクラウド上で利用できるDWHサービス。国内では、2020年2月からAWS 東京リージョンでのサービス提供が開始されたのを皮切りに、2021年10月にはMicrosoft Azure 東日本リージョンでも利用可能になっていた。

 またSnowflake社は西日本地域での営業展開を加速しており、2021年西日本営業部を新設していたほか、2022年上半期をメドにAWS 大阪リージョンでのサービス提供を開始するとアナウンスしていたが、今回、サービスの提供が正式に開始された。

 同社ではこれにより、データを日本に置いたまま、データの価値を集約・最大化し、イノベーションとビジネスの機動性を促進可能になるとともに、クラウド戦略を採用する企業が増える中、AWS 大阪リージョンに「Snowflake」があることで、より多くの企業がサイロ化したデータを統合し、データを適切に発見・共有して、多岐にわたる分析ワークロードを実行できるようになるとコメントしている。