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Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo 2022J v1」リリース、実用サンプルを新たに提供

今後のリリースサイクルを変更、年4回のアップデートを実施へ

 グレープシティ株式会社は20日、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」において、新版「同 2022J v1」を販売開始すると発表した。

 Wijmoは、業務アプリケーション開発をサポートするJavaScriptコントロールセット。従来は年3回のバージョンアップにより、最新技術への対応や、ユーザーのニーズにあわせた新コントロールの追加、機能改善などを定期的に行ってきたが、今回より、メジャーバージョンアップを年2回、マイナーバージョンアップを年2回実施する体制へと変更する。

 さらに今回から、アプリケーション利用者の実業務を想定したサンプルを提供開始する。今回はまず、検索やフィルタ、ポップアップからの詳細データの表示、チャートやバーコードのグラフィカルな表示などを行った「製品在庫ダッシュボード」と、Webサーバーのトラフィックの内訳を国ごとに表示する「Webサイトセッションダッシュボード」が提供された。

 どちらのサンプルも、Wijmoに収録されている多数のコントロールを組み合わせて開発されており、ソースコードのダウンロードも可能なため、業務アプリケーションのモダナイズの参考として活用できるとのことだ。

製品在庫ダッシュボード

 このほか新版では、RTLに沿ったExcelエクスポート対応(FlexGrid、FlexSheet、Excel)や、Disabledなコントロールへのフォーカス動作の改善、ISBLANK関数の追加(FlexSheet)などを行っている。

 Wijmoの価格(税込)は、1ユーザーライセンスあたり、初回費用が年間13万2000円、更新費用が年間5万2800円となっている。