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グレープシティ、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo」の新バージョン「2022J v2」をリリース

勤務シフト表や営業データ管理などの実用サンプルを追加

 グレープシティ株式会社は11日、業務アプリケーション開発に便利なUIコントロールを収録した、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo」の新バージョン「2022J v2」をリリースした。

 2022年9月にリリースした「2022J v1.1」では、製造業でよく利用される、製品を作るために必要な部品を一覧にした部品表「BOM(Bill Of Materials)」のサンプルを追加。また、グリッド内のデータの検索やセルの結合、PDF出力時の設定を変更するなど、日本市場にマッチした3種類のデモアプリケーションを用意している。

 さらに新バージョンの「2022J v2」では、勤務シフト表や営業データ管理などのアプリケーション利用者の実業務を想定したサンプルを拡充。Wijmoで構築されたサンプル画面を実際に操作してさまざまな機能を直観的に確認できる。いずれのサンプルもWijmoに収録されているコントロールを組み合わせて開発されており、ソースコードのダウンロードもできるため、業務アプリケーションのモダナイズの参考として活用できる。

 このほか、チャートコントロール「FlexChart」において、凡例をスクロールで表示する機能の追加や、チャートの軸ラベルの最大値・最小値の表示を改善するなどの機能強化を行っている。

 Wijmoの価格(税込)は、1ユーザーライセンスあたり、初回費用が年額13万2000円、更新費用が5万2800円。