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メシウスが開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo 2023J v2」リリース、チャートデータのグループ化表示などに対応

 メシウス株式会社(旧社名:グレープシティ株式会社)は、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新版「同 2023J v2」を1月16日にリリースすると発表した。チャートデータのグループ化、ダッシュボードサンプルの追加などの強化が行われている。

 Wijmoは、業務アプリケーションに必要とされるデータグリッドやチャート、ゲージ、入力、ナビゲーションなど、さまざまなUIコントロールを提供するJavaScriptライブラリ。TypeScriptでの開発や、AngularやReact、Vue.jsをはじめとする主要フレームワークも幅広くサポートしており、どのようなWebアプリケーションにも組み込みやすいコントロールを備えているという。

 今回の新版では、まず、多様なチャートに対応しデータインタラクティブにも優れたチャートコントロール「FlexChart」において、データをグループ化して表示できるようになった。axisクラスに新しく追加されたgroupsOptionsオプションを指定することで、CollectionViewのgroupDescriptionsに基づいて、データをグループ化して表示する。この機能により、情報量が多いデータをカテゴライズして表示可能になるため、アプリケーションを利用するユーザーの視認性向上やデータ分析の効率化に寄与するとのこと。

 また、Wijmoの操作感を無償で体験できるWebサンプルにおいて、Wijmoのコントロールを用いた、課題の対応状況を可視化するダッシュボードのサンプルアプリケーションを追加した。FlexChart、RadialGauge、ListBoxなどを使用し、分類ごとの課題への対応状況やトレンドを可視化する機能を実装している。

 さらに今回は、Angularの最新バージョンである「17」に対応するなど、最新環境のサポートも行った。