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HENNGEのIDaaS「HENNGE One」、ラクスのクラウド型メール共有・管理システム「メールディーラー」と連携対応

 HENNGE株式会社は1日、SaaS認証基盤(IDaaS)の「HENNGE One」が、株式会社ラクスが提供するクラウド型メール共有・管理システム「メールディーラー」に対応した発表した。

 HENNGE Oneは、Office 365、G Suite、Box、LINE WORKSなど、さまざまなクラウドサービスへのセキュアなアクセスと、シングルサインオン(SSO)などの機能を提供するサービス。IP制限、デバイス証明書、セキュアブラウザ、パスワードレス認証、多要素認証(MFA)などの多様な認証に対応でき、利便性と安全性のバランスのとれたセキュリティサービスを提供しているという。

 一方のメールディーラーは、「info@」「support@」といった共有メールアドレスでのメール対応業務を支援するサービス。複数名でメール対応をしていると起こりやすい、「メールの見落とし」「メールの二重対応」「CC共有メールでの煩雑化」などを防止できるとのこと。

 今回、両サービスが連携することにより、HENNGE Oneの利用企業は、メールディーラーへのシングルサインオン(SSO)が可能となり、煩わしい複数ID/パスワードの管理から解放されるほか、IP制限や二要素認証などのアクセス制御機能によって、不正アクセスのリスクを防ぎながら、メールディーラーを安全に利用可能になるとしている。

 なおHENNGE ONEでは随時連携サービスを拡充しており、2022年1月には、F5ジャパンの統合アクセスソリューション「BIG-IP Access Policy Manager」、ラクローの打刻レス勤怠管理サービス「ラクロー」、インゲージの顧客対応クラウド「Re:lation(リレーション)」、リスモン・ビジネス・ポータルのクラウドグループウェア「J-MOTTO」などとの連携開始が発表されている。