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ラクス、顧客情報の検索性を向上させたメール共有・管理システム「メールディーラー Ver.16.3」

 株式会社ラクスは29日、メール共有・管理システム「メールディーラー」において、顧客情報の検索性向上を図る機能強化を行った新版「同 Ver.16.3」をリリースしたと発表した。

 メールディーラーは、共有メールアドレスやメーリングリストアドレスでのメール対応を支援する、クラウド型のメール共有・管理システム。複数名でメール対応をしていると起こりやすい「メールの見落とし」「メールの二重対応」「Cc共有メールでの煩雑化」などを防止できるという。

 今回の新版では、購買履歴や問い合わせ履歴などの顧客情報をkintoneで管理している場合、メール閲覧画面から手間なく閲覧可能にする「kintone呼び出し連携機能」を新たに搭載した。従来はメールディーラー上で顧客のメールアドレスをコピーし、kintone上で検索を行って情報を閲覧する、といった手間が発生していたが、新機能では、メール閲覧画面からワンクリックでkintone上の顧客情報を呼び出し可能になったとのこと。

 また、同一企業との過去のやり取りを把握しやすくするため、メールアドレスのドメイン単位で、関連するメールを検索できる機能が追加された。従来は、メールアドレス(個人)単位での管理だったことから、同一企業でも複数の担当者とやり取りをしていた場合、アドレスごとに検索・確認を行う必要があったが、この新機能が追加されたことで、同一企業との過去のやり取りを一度でまとめて確認できるとしている。