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インゲージ、顧客対応クラウド「Re:lation」のユーザー権限設定機能を強化

権限設定を一括して行える「権限グループ」機能を提供

 株式会社インゲージは23日、顧客対応クラウド「Re:lation(リレーション)」において、ユーザーの権限設定を一括して行える「権限グループ」機能を提供すると発表した。

 Re:lationは、複数の問い合わせ窓口を一元管理し、チームで共有できる顧客対応クラウド。メール、電話、チャット、LINE、Twitterなど、さまざまなコミュニケーションサービスを1つの画面で扱えるため、顧客との接点が増え複雑になった問い合わせを簡単に一元管理できるという。また、二重返信や対応漏れを防止するステータス管理、ダブルチェックを簡単に行える承認機能といった、複数人での問い合わせ対応で生じがちな課題にも対応できるとのこと。

 このRe:lationでは、受信箱・アドレス帳・ダッシュボードといった機能の権限管理をユーザーごとに行っており、利用企業のさまざまな業務体制にあわせて円滑に運用できるようにしてきたものの、一方で、従業員のアカウントの増減、異動の機会が多い場合には、基盤が柔軟であるがゆえに、ひとりひとりの設定に多くの工数がかかってしまっている点が課題だったという。

 そこで今回は、今までは個々に行っていた各機能の権限設定をグループ単位で行える新機能を追加した。個々のユーザーアカウント設定時に、グループにひも付けるだけで複数の権限設定を一括で行えるようになるため、アカウントの増減に伴う設定作業がシンプルになり、設定の抜け漏れや設定工数の削減が期待できるとした。

権限グループ設定画面