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ラクス、クラウド型メール共有・管理システム「メールディーラー」の新UIを提供

メール誤送信防止機能も強化

 株式会社ラクスは、クラウド型メール共有・管理システム「メールディーラー」において、2つの強化を発表した。4月13日に、メール一覧画面のユーザーインターフェイス刷新を、また4月15日には、宛先メールアドレスとメール本文内冒頭の宛名情報の取り違えを防ぐ誤送信防止機能の強化を、それぞれ発表している。

 「メールディーラー」は、「info@」「support@」などの共有メールアドレス、メーリングリストアドレスのメール対応を支援する、クラウド型のメール共有・管理システム。複数名でメール対応をしていると起こりやすい「メールの見落とし」「メールの二重対応」「Cc共有メールでの煩雑化」などを防げ、人的ミスの防止や業務効率の向上が図れるという。

 今回アップデートした新UIでは、メールの対応状況に応じて自動でステータス別のタブに振り分け、対応漏れや二重対応を防止する「ステータス別のタブ表示」を残しつつ、昨今のPCユーザーが使い慣れているクラウド型Webメーラーに合わせた画面構成へと変更した。

 ラクスでは、この新UIによって、初めて利用する場合でも、マニュアルを調べなくとも目的の操作を直感的に行えるようになるほか、導入時に操作方法をレクチャーするといった負担が低減されることから、教育コストの削減も実現するとしている。

 一方の誤送信防止機能では、メール送信時に宛先メールアドレスと本文内冒頭の宛名情報の取り違えを防ぐ機能を、「情報漏えい対策オプション」に追加した。この新機能では、メール送信時に、宛先メールアドレスとメール本文内冒頭の宛名情報を自動的に判別し、過去のメールと情報が異なる場合や、初めてメールを送信する場合にアラートダイアログを表示して、注意を促してくれる。

 これにより利用者は、アドレスのコピー&ペーストミスによる誤送信を防止できるようになるとともに、管理者がメールの宛先をダブルチェックする負担も軽減されるとしている。