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インゲージの顧客対応クラウド「Re:lation」、アカウント管理の自動化を実現する「SCIM IdP連携」機能を提供

 株式会社インゲージは26日、顧客対応クラウド「Re:lation(リレーション)」の新機能として、アカウント管理の自動化を実現する「SCIM IdP連携」を提供開始したと発表した。

 Re:lationは、複数の問い合わせ窓口を一元管理し、チームで共有できる顧客対応クラウド。メール、電話、チャット、LINE、Twitterなど、さまざまなコミュニケーションサービスを1つの画面で扱えるため、顧客との接点が増え複雑になった問い合わせを簡単に一元管理できるという。また、二重返信や対応漏れを防止するステータス管理、ダブルチェックを簡単に行える承認機能といった、複数人での問い合わせ対応で生じがちな課題にも対応できるとのこと。

 同サービスではすでに、SAML 2.0認証を用いたIdP(IDプロバイダ)経由のシングルサインオン(SSO)連携機能を提供しているが、今回はさらに、組織が複数のシステム/ドメインにわたってユーザーIDとリソースへのアクセスを管理できるようにする技術、SCIM(System for Cross-domain Identity Management)に対応。Re:lation上にて、IdPを用いたユーザーアカウント(ID)情報の自動作成・変更・削除が行えるようになった。

 また、先日リリースされた「権限グループ」設定オプションとの組み合わせにより、ユーザーアカウント情報だけでなく、アカウントの権限設定もIdPにて行えるようになるとのことだ。