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CTCとCTCテクノロジー、クラウドVDI「Citrix Cloud for Azure Virtual Desktop」のパフォーマンス監視サービスを提供

パフォーマンス低下の原因を特定し改善案を提案

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)とCTCテクノロジー株式会社(以下、CTCT)は24日、クラウド型の仮想デスクトップ基盤(VDI)サービス「Citrix Cloud for Azure Virtual Desktop」のパフォーマンス監視サービスを提供開始すると発表する。

 今回提供するのは、Citrix Cloud for Azure Virtual DesktopでのITリソースの利用状況を可視化し、パフォーマンスの改善を支援するサービス。パフォーマンスの分析には米Lakeside Softwareの「SysTrack」を活用し、ITリソースに監視エージェントを配備して利用状況を可視化する。これにより、レスポンスの遅延を含めたパフォーマンス低下の原因を特定し、それを受けて、必要な改善案を利用企業に提案するため、企業の運用負荷を軽減するとした。

 なおCTCでは、2005年からシンクライアントをはじめとしたセキュアなデスクトップ環境を大規模に自社で導入し、顧客企業にも提供してきた実績を持つ。近年では、Citrix Cloud for Azure Virtual Desktopを中心に、VDIの導入・普及にも力を入れており、今回はCTCTが有するシステム監視サービスのノウハウとあわせ、新サービスを開発したとのことだ。

 CTCでは、3年間で30件のサービス導入を目標としている。