シトリックス、Windows 365向けソリューション「Citrix HDX Plus for Windows 365」を発表

　シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社（以下、シトリックス）は3日、Microsoft Azure上で展開されるクラウドPCプラットフォームのWindows 365に対して、Windows仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションを配信する「Citrix HDX Plus for Windows 365」 を発表した。

　Citrix HDX Plus for Windows 365は、Citrixの包括的なセキュリティ機能やユーザーエクスペリエンスを、Microsoftクラウドソリューションに提供する。製品を利用することで、Windowsデスクトップおよびアプリケーション仮想化が、Microsoft Azure上に展開されるクラウドPCで利用できるようになり、Microsoftクラウド上に設置したWindows OSの仮想デスクトップの利便性が向上するとしている。

　Citrix HDX Plus for Windows 365はシンプルに展開・構成でき、Microsoft Endpoint Managerコンソール内で管理エクスペリエンスを共有できるため、IT部門管理者はその場にいながら対応が可能。クラウドサービス間の統合は容易で、Citrix HDX Plus for Windows 365が提供するすべての機能にアクセスできる。既存のCitrixユーザーは、導入済みの他のCitrix製品と一緒にWindows 365クラウドPCを管理でき、社内全体のアクセスポリシーおよびセキュリティ制御に一貫性を持たせられる。

　ユーザーは、Citrix HDXテクノロジーの機能を利用できるほか、Citrix WorkspaceアプリおよびCitrixが提供するその他のコンテンツを通じて、強化されたクラウドPCにアクセスできるようになる。

　Citrix HDX Plus for Windows 365は、2022年後半に一般提供開始を予定。また、数カ月以内にパブリックプレビューを予定するとしている。