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CTC、デスクトップ仮想化環境をクラウドで一括管理する「Citrix Cloud on Microsoft Azure」を提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は23日、Microsoft Azure上でセキュアなデスクトップ仮想化(VDI)環境を構築し、オンプレミス型の端末管理を含めたトータルな運用サービスまでを行う「ITワークプレイスサービス“Citrix Cloud on Microsoft Azure”」の提供を開始した。

 サービスは、仮想デスクトップなどワークスペースサービスの配信を一元管理するサービス基盤である「Citrix Cloud」と、Microsoft Azureを組み合わせたもので、導入企業に対して計画から構築、運用までの各種サービスメニューを提供する。

 企画・構想段階のサービスとしては、顧客に最適なワークプレイスを実現するための青写真を作成する「ITワークプレイス 構想策定」メニュー(期間3カ月、費用500万円から)と、検討した青写真の正当性を実機で検証して結果を集計する「ITワークプレイス フィージビリティ検証支援」メニュー(期間2カ月、費用150万円から)を提供する。

 設計・構築段階のサービスとしては、各社製品の有資格者が基本設計と詳細設計を担当し、高品質なシステム導入を行う「ITワークプレイス 設計・構築」メニュー(期間3カ月、費用350万円から)と、運用実績を元に作成した独自のテンプレートに沿って設計を行い、運用プロセスを可視化して業務の洗い出しと運用フローの策定を行う「ITワークプレイス 運用設計」(期間3カ月、費用400万円から)を提供する。

 運用段階のサービスとしては、定常業務から都度発生する業務まで、システムの運用業務をリモートで代行する「ITワークプレイス 運用業務支援」(期間12カ月、費用は個別見積もり)を提供する。

 CTCでは、企業の働き方改革を推進するためサービスを拡充するとともに、日本マイクロソフト株式会社、シトリックス・システムズ株式会社とクラウド領域で協業を図っていく予定と説明。サービスについて、今後3年間で20件の提供を目指す。