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NEC、「NEC印西データセンター」を2022年4月開設、クラウド事業者などとセキュアに接続できるサービスを提供

 日本電気株式会社(以下、NEC)は18日、SCSK株式会社の印西キャンパス内において、「NEC印西データセンター」を2022年4月に開設すると発表した。

 NECとSCSKは、データセンター事業における協業を2021年7月に開始しており、今回のデータセンター開設はその一環となる。

 NEC印西データセンターでは、パブリッククラウドへの接続をシームレスに実現するネットワークサービスを提供。閉域接続による高セキュリティを保持し、冗長化による高可用性、高帯域接続による大容量トラフィック利用を特徴とする。また、インターネット接続サービスやNEC主要データセンターへの接続サービスなどを、新たに回線を敷設することなく利用できる。

 NECでは、昨今の国内データセンター市場では、企業や政府・自治体によるDXの加速により、パブリッククラウドの利用が加速していると説明。一方で、重要データはプライベートクラウドなど顧客のIT資産で保有する傾向があり、パブリッククラウドとの接続性向上とセキュリティの確保が求められており、こうしたニーズに対応するサービスを提供していく。

 NECとSCSKでは、SIやサービス事業に必要となる機能を提供するエコシステムパートナーを、SCSK印西キャンパスに共同で誘致し、顧客のDXを強力にサポートしていくとしている。