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SCSK、netXDC印西キャンパスにJPNAPのIX接続ポイントを開設

 SCSK株式会社とインターネットマルチフィード株式会社(以下、マルチフィード)は19日、SCSKの「netXDC印西キャンパス」に、マルチフィードが運営するインターネットエクスチェンジ(IX)サービス「JPNAP東京サービス」の接続ポイントを、2022年4月に開設すると発表した。

 JPNAPは、インターネットトラフィックの安定的かつ効率的な通信を実現するためのIXサービス。JPNAPを利用することで、JPNAPに接続する国内外のクラウド・コンテンツ事業者、インターネット接続事業者とのトラフィック交換を実現できる。

 今回、netXDC印西キャンパス内にJPNAP東京サービスの接続ポイントを設置することで、サービス利用者は都心までのアクセス設備を用意することなく、JPNAP東京サービスを利用できるようになる。

 マルチフィードでは、顧客の効率的かつ低コストな相互接続環境へのニーズに対応するため、SCSKが推進するインターコネクテッドエコシステムのパートナーとして、netXDC印西キャンパスでJPNAP東京サービスの接続ポイントを開設するとしている。

 SCSKでは、マルチフィードによるIX接続サービスを利用することにより、サービス利用者の効率的な接続を実現するとともに、接続品質の向上やコスト削減に寄与すると説明。さらに、データセンターサービスだけでなく、企業向けのシステム開発や基盤構築、運用にも豊富な実績を持つシステムインテグレーターとして、サービス利用者の持続的な企業価値向上に貢献するとしている。

 また、SCSKの印西キャンパス内には、日本電気株式会社(NEC)が「NEC印西データセンター」を2022年4月に開設することを発表しているが、NEC印西データセンターからもJPNAPによるIX接続サービスが利用可能となる。