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ウイングアーク1stが電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint」強化、配信先のデータ化促進を支援

 ウイングアーク1st株式会社は13日、電子取引プラットフォーム「invoiceAgent TransPrint」の新版を提供開始すると発表した。配信先のデータ化を促進する機能や、グループ配信機能などを追加している。

 invoiceAgent TransPrintは、既存システムを変えることなく、請求書・支払通知書・注文書・納品書など、さまざまな企業間取引文書の電子化と配信・返信を可能にする電子取引サービス。取引にひも付く文書の一元管理も可能なほか、インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応する。

 今回の新版では、SVF検索フィールドがある帳票を受領した場合、受信者サイトでSVF検索フィールドのCSVデータファイルをダウンロード可能にした。また、OCR機能で読み取ったデータも同サイトにてCSV形式でダウンロードできる。これらのアップデートにより、今までPDF形式の請求書や発注情報などを目視で照合し基幹システムに入力していた作業を、前者はデータ突合、後者はデータインポートに置き換えられるようになるため、工数削減と業務効率化を実現するとした。

 さらに、マスター表をもとに、設定された条件でグループ配信する機能が追加された。FAXによるDMサービスなど、特定グループ宛の一斉送信の代替手段として利用できるという。

 このほか、従来は日本語、英語、中国語のみの対応だった、メールアドレス収集サイトや受信者サイトのUI(ユーザーインターフェイス)を、ドイツ語、フランス語、タイ語など24の多言語に翻訳できるようにしている。

受信者サイトのCSVダウンロード画面