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ウイングアーク、クラウド型文書流通サービス「SVF TransPrint」が郵送に対応
帳票を印刷し指定の様式で郵送可能
2020年3月31日 13:32
ウイングアーク1st株式会社は31日、文書流通サービス「SVF TransPrint」において、郵送に特化したサービス「SVF TransPrint郵送」を同日より開始すると発表した。
SVF TransPrintは、帳票のデータ化・保管・配信・印刷・配送をトータルで提供する文書流通サービス。1月より、帳票の印刷、配送をWebで実行する「SVF TransPrint Web配信」を提供している。
今回発表されたSVF TransPrint郵送はその第2弾。SVF TransPrintでは、請求書などの帳票類のPDFをWeb上にアップロードし、取引先に発行することができるが、SVF TransPrint郵送では、帳票類の郵送に対応する。
これによって、取引先の商業ルールやポリシーに応じて、帳票類をWeb配信もしくは郵送のいずれかの手段で届けられるようになり、段階的に電子化に切り替えたい、あるいは、電子データと郵送の2つのデリバリー手段を併用したい、といったニーズに対応できるとのこと。
なおSVF TransPrintでは、文書の自動取り込み(SPA CloudのBridgeサービス)を利用した自動仕分け保管が可能。対象となるPDF帳票の記載内容やシステム日付、 プロパティ情報などの情報をAI OCR機能により読み取りながら、「仕分けとフォルダ作成」を行い、対象のPDF帳票を目的のフォルダに保管できる。
さらに、取引先コードごとに作成されたフォルダに対し、Web配信もしくは郵送の指定の配信種別の設定を行えるので、受領する取引先に合わせた帳票の配信が可能とした。
また郵送にあたっては、用紙サイズ、封筒サイズ、プリント仕様(モノクロorカラー/片面or両面)など、ユーザー企業のニーズに応じた運用に対応するとのこと。利用時には、ウイングアーク1stが指定する郵送代行会社とユーザー企業で別途郵送契約を締結する必要がある。