ニュース

ウイングアーク1st、企業間DXプラットフォーム「invoiceAgent」を発表

第一弾として電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint」を提供

 ウイングアーク1st株式会社は16日、文書を流通させる企業間DXプラットフォーム「invoiceAgent」の第一弾として、電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint」を6月21日に提供開始すると発表した。

 invoiceAgentは、企業間のあらゆる文書をデータ化し、クラウド上でセキュアかつ高速に流通できるプラットフォーム。請求書の電子配信、電子契約、関連文書管理により、煩雑な紙文書を介した企業の業務担当者を解放し、企業間取引における効率化により、ビジネススピードを向上させ、日本の商取引を変革する“企業間DX”を支援するとしている。

 invoiceAgent TransPrintは、既存システムを変えることなく、請求書・支払通知書・注文書・納品書など、あらゆる企業間取引文書の電子化と配信・返信が可能。取引にひも付く文書の一元管理や、インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応する電子取引サービス。

 2020年1月に提供開始した「SVF TransPrint」の名称を、invoiceAgent TransPrintに変更し、invoiceAgentのファミリーブランドとしてとして6月21日から提供する。

 これまで、配信設定は文書を保管するツールであるSPA Cloud上で行う必要があったが、今回提供する最新機能により、専用の画面「配信サイト」から帳票のアップロードやダウンロードができるようになり、効率化が図れる。また、同サイト上に、CSVから帳票を作成して配信する「帳票生成機能」を新機能として提供する。

 今後の予定としては、契約書作成・確認・署名から保管管理までのすべてを電子化し、ペーパーレス・ハンコレスを促進する電子契約サービス「invoiceAgent WingSign」を今夏提供予定。納品に関わる伝票をデータ化し、伝票回収・保管に関わる工数・コストを削減する電子伝票サービス「invoiceAgent DocketX」を今秋提供予定としている。