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ソニックウォール、SASEプラットフォーム「SonicWall Cloud Secure Edge」をアセンテックの「リモートPCアレイ」と連携

 SonicWall Japan株式会社(以下、ソニックウォール)は3日、アセンテック株式会社が提供する物理デスクトップ集中管理ソリューション「リモートPCアレイ」と、ソニックウォールのZero Trust Network Access(ZTNA)を中核としたSASEプラットフォーム「SonicWall Cloud Secure Edge(CSE)」を共同で検証し、製品連携したことを発表した。

 連携により、企業は高性能な物理PCベースのリモートデスクトップ環境に加え、セキュアなリモートアクセス、VPN機能、認証制御までを一括で導入可能となり、短期間かつ低コストで安全なリモートワーク基盤を構築できるとしている。

 ソニックウォールは、ハイブリッドワークの浸透に伴い、VDI(仮想デスクトップ基盤)とVPNを組み合わせた従来型のリモートアクセス環境は、VMwareなどのハイパーバイザーライセンスや複雑な構成によるコスト増大、従来型VPNの運用負荷および脆弱性リスク、トラフィック増大に伴う拡張性の限界といった課題に直面していると指摘する。

 アセンテックが提供する「リモートPCアレイ」は、物理PCを活用することでVDIの課題を解消し、高性能かつ安定したリモート環境を提供してきた。今回のSonicWall Cloud Secure Edgeとの連携により、ネットワークアクセスのセキュリティ課題も同時に解決し、より高度で安全なテレワーク基盤を実現するとしている。

 サービス連携により、従来のVPNのような「境界防御」への依存を脱却でき、Cloud Secure EdgeのVPNaaS機能を利用することで、社内ネットワークへの入り口をクラウド上に隠蔽し、認証されたユーザーのみが物理PCカートリッジへアクセス可能となる。これにより、VPN機器の脆弱性を狙った攻撃リスクを最小化する。

 「リモートPCアレイ」によるハイパーバイザー不要の構成に加え、Cloud Secure Edgeの採用により、高価な物理VPNの導入・更新費用が不要となる。ネットワークからエンドポイントまで、資産を持たないOpEx(運用費)モデルへの移行を支援する。

 また、「リモートPCアレイ」の迅速な物理展開と、クラウドから一元管理可能なCloud Secure Edgeを組み合わせることで、IT部門の管理工数を削減する。パッチ適用やスケールアップもクラウド上で完結するため、拠点拡大やユーザー増減にも柔軟に対応できる。

 他ユーザーの影響を受けない「リモートPCアレイ」の物理リソースと、グローバルなクラウドバックボーンを活用したSonicWallの低遅延アクセスにより、設計・開発業務など高負荷な業務でもストレスのないリモートワーク環境を提供する。

 ソニックウォールとアセンテックは、今後も共同でのマーケティング活動および技術検証を通じて、日本の製造業、金融業、自治体など、高いセキュリティとパフォーマンスが求められる組織に対し、最適なリモートアクセスソリューションを提案していくとしている。