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ウイングアーク1stが電子契約サービス「invoiceAgent WingSign」提供、契約業務の電子化でビジネススピードを向上

 ウイングアーク1st株式会社は18日、電子契約サービス「invoiceAgent WingSign」を提供開始すると発表した。契約業務の電子化による業務効率化に加えて、締結した契約書とそれに基づき商取引の過程で流通する関連文書を、電子保管の領域で一元管理できる点が特徴という。

 invoiceAgent WingSignは、既存システムを変更することなく、契約書の作成・確認・署名から保管管理までを電子化できる電子契約サービス。アナログな紙のやり取りをデータ化し、クラウド上でフローを完結可能なため、契約業務の迅速化を実現するという。また電子化により、契約書出力に関わるコスト、印紙代、郵送費用と、当該業務にかかっていた工数が削減されるので、企業の生産性が向上するとのこと。

 具体的な機能としては、承認者が承認し契約が成立したことに対して、ウイングアーク1stが電子署名とタイムスタンプを付与する機能や、印鑑管理機能、契約状態や契約起案、メールの宛先といった詳細情報に関してリマインド設定が可能な契約プロセスの通知機能、完了証明書の発行機能、契約文書をセキュアに保管する機能などを搭載した。

 さらに、契約に関連する承認者などをテンプレートとしてあらかじめ作成できるほか、契約書の検索機能も備えており、契約書名のみならず、全文検索、文字、数字、日付、文書IDによる検索に対応する。

 なおinvoiceAgent WingSignは、電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint」と同様、ウイングアーク1stが提唱する“企業間DX”促進ソリューションに位置付けられており、同社では、企業間取引における契約業務を効率化することで、ビジネススピードの向上が可能になるとアピールしている。

 またinvoiceAgent WingSignの利用にあたっては、ウイングアーク1stのドキュメント管理ソリューション「SPA Cloud」、またはinvoiceAgent TransPrintの利用が必要になるとのことだ。