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RGS、生成AIの業務利用による情報漏えいの対策ソリューション「SecureGo」を発表

 RGS株式会社は3日、社員が生成AIに機密情報を入力し意図せず外部に流出させるなど、生成AIの業務利用で新たに顕在化した情報漏えいリスクに対応するソリューション「SecureGo」を発表した。

 SecureGoは、「AI活用を止めず、情報漏えいを止める」をコンセプトとして、防御・検知レイヤーと教育レイヤーの2層で構成された情報漏えい対策ソリューション。社員が生成AIに機密情報を入力すると、送信される前に検知してブロックする。さらに、一人ひとりの傾向に合わせたセキュリティ学習を提供し、社員のセキュリティ意識そのものを高める。

 端末管理(MDM)、ログ監視(SIEM)、情報漏えい対策(DLP)の3つの機能を単一プラットフォームで提供し、複雑な運用を簡素化する。複数ベンダー製品の管理や連携作業が不要となり、セキュリティ運用の効率化とガバナンス強化を同時に実現する。

 さらに、セキュリティ教育も含む4in1の統合型ソリューションのため、企業はライセンス費用や運用コストを削減でき、高いセキュリティレベルを維持しながらIT投資の最適化を図れるとしている。

 SecureGoは、生成AIへ入力する情報の事前チェック、利用ログの監視、そしてAIツールそのものを診断して、危険な設定や漏えい経路が生じていないかを把握する。

 事前チェックでは、生成AIサービスへの入力内容を「7カテゴリ・214の検知ルール」に沿ってリアルタイムで監視し、個人情報、認証情報などの機密情報が入力されると即座に検知・警告する。また、送信前にアップロードをブロックすることもできる。

社内の生成AI利用をリアルタイムで検知
ユーザーが機密情報を生成AIプロンプトに入力すると、送信前にブロック

 生成AIへの入力履歴や利用状況を記録・可視化することで、管理者は組織全体のAI利用状況を把握でき、万が一のインシデント発生時にも迅速な原因調査と対応ができる。大手企業など取引先の監査にも即座に対応できる。

 これにより企業は、生成AIの利用を制限するのではなく、「安全に活用する」という新しいセキュリティ運用を実現できるとしている。

 さらに、防御・検知レイヤーで検知した不審操作や機密情報の入力ログから、部署や個人ごとの情報漏えいに対する弱点を特定し、教育レイヤーに反映する。弱点に応じた教育・訓練を実施することで、効率的なリスク低減を実現する。防御と教育が回り続ける継続改善モデルとなっている。

 SecureGoは、操作ログ、生成AI利用状況、インシデント検知状況、教育実施結果などをレポートとして自動出力できる。これにより、情報セキュリティ監査や内部統制対応に必要な証跡管理を効率化するとともに、組織全体のセキュリティ状況を定量的に把握することが可能になる。

 また、SCS評価制度への対応を見据えた帳票の作成にも活用でき、企業のセキュリティガバナンス強化と評価向上を支援する。

 SecureGoの提供形態はクラウドまたはオンプレミス。対応OSはWindowsおよびmacOS。価格は初期費用が10万円から、ライセンスが月額1000円から。