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アット東京、九州・福岡に「アット東京九州第1センター」を開設

 株式会社アット東京は12日、データトラフィックの地方分散化と日本国内の各地方でのデジタル化を推進するため、東京、大阪に次ぐ新たな拠点として、福岡県福岡市に「アット東京九州第1センター(以下、QC1)」を開設すると発表した。QC1は11月に運用を開始する予定。

 QC1は、九州電力グループの株式会社QTnetが運営する「QTnet 福岡第3データセンター(以下、QD3)」内に設置される。

 アット東京では、QC1は九州のビジネスの中心である福岡に位置し、九州および西日本のデータトラフィックの集積拠点として、通信事業者やクラウドサービス事業者などの各種サービス提供事業者や、それらのサービスを利用する企業に、より良いビジネス環境の実現に向けたサービスを提供すると説明。東京および大阪拠点とも連携することにより、日本全国だけでなくグローバルなビジネス展開に向けたプラットフォームとして利用できるとしている。

 また、QC1の開設は、アット東京が日本国内でエッジデータセンターサービスを展開をするにあたっての第一歩であり、今後アット東京が日本のデータセンターの「ハブ」としてサービスを提供していくための、重要なデータセンターになるとしている。