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アット東京、HOTnetのS.T.E.P札幌データセンター内に「アット東京 北海道第1センター(HC1)」を今秋開設

 株式会社アット東京と北海道総合通信網株式会社(以下、HOTnet)は13日、HOTnetの「S.T.E.P札幌データセンター」内に、「アット東京 北海道第1センター(以下、HC1)」を2022年秋に開設することで合意したと発表した。

 アット東京は、東京、大阪、福岡に拠点を持っており、新たな拠点として札幌に拠点を開設する。

 現在のIT環境では、データトラフィックが急増し、ネットワークの低遅延化に対する需要が高まっているとともに、東京および大阪への集積リスクへの対応が求められていると説明。この状況の中、HC1を開設するHOTnetのS.T.E.P札幌データセンターは、北海道・札幌の中心部に位置し、今後のデジタルインフラの地方分散に向けたデータセンター集積が期待されている石狩・苫小牧エリアなどと首都圏との連携に最適な場所であり、アット東京が展開するデータセンター戦略における重要な拠点のひとつになるとしている。

 また、HC1の開設により、アット東京が運営するデータセンター群と、S.T.E.P札幌データセンターが柔軟に連携され、双方の顧客が低遅延かつセキュアなネットワークの利用により、日本全国のみならずグローバルなビジネスプラットフォームとしての利用およびDRサイトとして活用できるとしている。

 アット東京とHOTnetは、IoTや5Gの普及、エッジコンピューティングにおける地域分散のシステム構築が必要となる時代に向けて、次世代ネットワーク集積拠点の構築およびプラットフォームビジネスの展開に向けたさらなる連携強化を進めるとともに、デジタルインフラの地方分散と日本国内でのデジタル化を推進し、顧客の新たなビジネスの創出と新たな価値の創造に貢献することを目指すとしている。