JPIX、九州・QTnetのデータセンターでIXサービス「JPIX福岡サービス」を提供

　日本インターネットエクスチェンジ株式会社（以下、JPIX）は25日、株式会社QTneの「福岡第3データセンター」において、インターネットエクスチェンジ（IX）サービス「JPIX福岡サービス」を2022年2月から新たに開始すると発表した。

　JPIXは、大手ISP事業者やCATV事業者、コンテンツプロバイダーなど、国内外を含む顧客を持つIXプロバイダーで、東京、大阪および名古屋でサイトを運用する、日本の重要なインターネットトラフィック交換ポイントとなっている。

　QTnetが提供する「福岡第3データセンター」は、空港・駅との交通アクセスに優れ、震度7クラスの地震に対しても継続して運用可能な建物免震構造をはじめとする、堅牢で信頼性を備えたデータセンターで、JPIX福岡への接続を含めた柔軟なネットワーク環境を提供する。

　JPIXでは、九州エリアの中心都市である福岡に直営IXサイトを設置することにより、動画配信やIoT時代を迎え、大きな課題となっているインターネット通信量増加に対する地域格差解消に対応すると説明。今後もより良いインターネットインフラを提供することを使命とし、福岡サイトの強化に向けた取り組みを継続していくとしている。