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システムインテグレータ、EDB Postgres 12に対応したDB開発支援ツール「SI Object Browser for Postgres 20」

 株式会社システムインテグレータは22日、データベース開発支援ツール「SI Object Browserシリーズ」において、PostgreSQL、およびEnterpriseDBが提供する「EDB Postgres 12」に対応したデータベース開発支援ツールの新版「SI Object Browser for Postgres 20」を、6月25日より提供開始すると発表した。販売は株式会社アシストが担当する。

 SI Object Browserシリーズのうち、EDB Postgres、PostgreSQLを対象としたSI Object Browser for Postgresは、両データベースに接続し、テーブルやビューなどの各種オブジェクトの作成、テーブルデータの編集、ストアドプログラムの作成・デバッグなどの操作をGUIによって行えるソフトウェア。

 今回のSI Object Browser for Postgres 20では、EDB Postgresの新版であるEDB Postgres 12に対応し、EDB Postgresを採用した場合の開発生産性を、Oracle Database版と同様に向上できるという。

 このほか、EDB Postgresのプロセスがどのような処理で待っているかを示す「待機イベント」の確認機能に対応した。データベースのパフォーマンスが悪化した場合は、待機イベント情報を確認することにより、障害のボトルネックを簡単に特定でき、迅速な対処を行えるとのこと。

待機イベント確認画面

 価格はライセンス数によって異なるが、1クライアントライセンスの場合は4万6500円。保守料金は2年間で1万8600円(保守の契約は任意)となっている。なお、EDB Postgresのシェアは今後も拡大が予測されることから、システムインテグレータでは今後も最新版にバージョンに対応していく予定。

 また同製品の販売代理店であるアシストでは、自社からEDB Postgresのサブスクリプションを購入した企業などに対し、SI Object Browser for Postgres 20のクライアントライセンスを無償で提供する。さらに、システムインテグレータとの共同開催を含め、データベース製品関連のイベントセミナーなどでSI Object Browser for Postgresを積極的に紹介する考えだ。