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統合ログ管理ソフト「Logstorage」と特権ID管理ソフト「iDoperation」が連携対応 不正アクセスの可能性を早期に発見・対処可能に

 インフォサイエンス株式会社は、自社の統合ログ管理プラットフォーム「Logstorage」と、NTTテクノクロス株式会社の特権ID管理ソフトウェア「iDoperation」との連携に必要な連携パックを8月13日より提供開始する。iDoperationが出力する点検情報をLogstorageに収集することで、不正アクセスの可能性を早期に発見・対処可能になるという。

 Logstorageは、あらゆるログを一元管理し、異なるログのフォーマットの違いを吸収して分析を行える統合ログ管理製品。また、ログを1/5~1/10に圧縮・暗号化して保存でき、保存しているログデータの改ざん検出機能も備えている。

 一方のiDoperationは、特権ID管理ツールに必要とされる特権IDの管理機能、特権IDの貸し出しやワークフローの機能、特権IDがどのように利用されたか点検する機能を1つのパッケージで提供するソフトウェア。さらに、今後不正アクセスが増えると見込まれるクラウド上の特権ID管理にも対応しているという。

 今回の連携では、操作ログ、特権IDの申請情報、申請通りのアクセスが行われているかといったiDoperationの点検情報をLogstorageに連携することにより、貸し出した特権IDが実際にどのように利用されたかを、Logstorageに収集されたファイルサーバーやデータベース、クラウドサービス等のログから把握できるようになる。

 また、申請外の作業が多いユーザーの傾向や、短時間にログイン失敗が続いたユーザーなどを把握することで、不正アクセスの可能性を早期に発見し、適切な対処が可能になるとしている。

 あわせて、Logstorageが持つログの圧縮や暗号化などの機能を利用することで、iDoperationのログを安全かつ低コストに長期保管できるようになるとのこと。