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インフォサイエンスの統合ログ管理製品「Logstorage」、AWS対応を強化

統合CloudWatchエージェントのログ収集などを可能に

 インフォサイエンス株式会社は11日、統合ログ管理製品「Logstorage」のAmazon Web Services(AWS)対応を強化すると発表した。オプション製品「Logstorage対応パック for AWS」の新版「同 Ver.2.5.0」をリリースし、Network Load Balancer(NLB)、統合CloudWatchエージェントのログ収集・分析機能を追加している。

 Logstorageは、クラウド含めた各環境で出力されるログを統合管理し、集めたログを横断的に分析、追跡可能な統合ログ管理システム。Logstorage自体も、オンプレミス環境と仮想環境に加え、AWSやMicrosoft Azureといったクラウド環境上への構築に対応している。

 今回提供するLogstorage対応パック for AWSの新版では、まず、NLBが出力するVPCフローログ、アクセスログの収集・分析に対応した。VPCフローログは、NLBとの間で送受信されるトラフィックに関する詳細情報、一方のアクセスログは、NLBに送信されるTLSリクエストの詳細情報で、これらのログは、NLBの監視やトラフィックパターンの分析などに活用できる。

 なおインフォサイエンスでは、この対応により、Application Load Balancer(ALB)、Classic Load Balancer(CLB)、NLBという、すべてのELBにおけるログ収集・分析に対応したとアピールしている。

 また今回は、これは、ログと高度なメトリクスの両方を収集可能な、Amazon CloudWatch Logsの新しいエージェントである統合CloudWatchエージェントに対応。同エージェントが収集するログの分析を可能にした。