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NTTテクノクロス、AWS対応を強化した特権ID管理ソリューション「iDoperation Ver 3.0」

 NTTテクノクロス株式会社は、特権ID管理ソリューション「iDoperation(アイディーオペレーション)」において、クラウド対応を強化した新版「同 Ver 3.0」を8月21日から販売開始すると発表した。

 iDoperationは、特権IDの安全な利用とリスクの可視化を支援する特権ID管理ツール。特権IDの管理と貸し出し、利用点検に対応し、特権IDの厳格な管理を実現するという。

 今回の新版では、iDoperationの管理サーバーをAmazon Web Services(AWS)上に構築する企業が増えていることを受け、Amazon RDS、Amazon EC2 Auto Scaling、Multi-AZ構成など、AWSが提供するサービスを利用して、iDoperationの動作環境を最適化できるようにした。

 また、iDoperationの管理サーバーがインストール済みのAmazonマシンイメージ(AMI)を提供開始し、インストール作業の簡略化に貢献するとしている。

 iDoperationを利用するためには、「使用する機能(管理/利用/点検)」「管理するターゲット数」「利用期間と種類」に応じたライセンスが必要となる。価格は個別見積もり。

iDoperation Ver 3.0の利用イメージ(ダッシュボード)

 なお今回は同時に、画面操作録画ソフトウェア「iDoperation SC」においても、macOSをサポートした新版を8月21日に販売開始する。加えて、この新版では、株式会社ラネクシーが開発したPC操作ログ収集・管理ソフトウェア「MylogStar」との連携に対応し、ユーザーの詳細なPC利用履歴が把握可能となった。

 例えばテレワーク環境やリモート作業環境において、MylogStarが収集した操作項目のログ情報により、不正の疑いのある行動を正確かつ広範囲に検索可能にし、さらにそのログ情報をiDoperation SCの持つ操作画面の記録機能で補完することにより、細部まで追跡を行えるとのことだ。