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NTTテクノクロス、特権ID管理ソフト「iDoperation」と画面操作録画ソフト「iDoperation SC」のクラウド版を提供

 NTTテクノクロス株式会社は、特権ID管理ソリューションのクラウドサービス「iDoperation Cloud」、および画面操作録画ソフトウェアのクラウドサービス「iDoperation SC Cloud」を、1月27日から提供開始すると発表した。

 NTTテクノクロスでは、IT全般統制やPCI DSSなど、各種法令・ガイドラインへの対応に加え、セキュリティ対策を効率的に実現する特権ID管理ソリューション「iDoperation」と、PCやサーバーのデスクトップ画面を動画で記録し、画面操作の完全な記録と不正を抑止する画面操作録画ソフトウェア「iDoperation SC」を提供している。

 今回発表したiDoperation CloudとiDoperation SC Cloudは、これらの機能をクラウドサービスとして提供するもの。自社でサーバーを準備する必要がないサーバーレスの環境で利用でき、インストール作業も不要なため、初期費用を抑え、すぐにサービスを利用開始できるという。

 また、バージョンアップやメンテナンスなどのサーバー運用はNTTテクノクロスが実施するので、運用負担なく、常に最新の機能を利用できるほか、高いセキュリティを担保した、安全かつ高パフォーマンス・高可用性のサービスを提供するとした。

「iDoperation Cloud」クラウドサービスの構成イメージ

 なお新サービスのうちiDoperation Cloudは、利用する機能に応じてA1 Edition(管理/利用)、B1 Edition(管理/利用/点検)といった2つのエディションを用意する。価格は、各エディションに応じた「基本料金」と、管理したターゲット数分の「ターゲット料金」を合計した金額となり、最低利用料は月額36万1500円(A1 Edition、5ターゲットの場合)から。

 一方のiDoperation SC Cloudも、利用する機能に応じてE1 Edition(動画記録)、E2 Edition(動画+テキスト記録)の2エディションが用意された。こちらの価格は、各エディションに応じた「基本料金」と、利用した分の「ストレージ料金」を合計した金額となり、最低利用料は月額36万6600円(E1 Edition、ストレージ1TB使用の場合)からとなる。