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NRIセキュアが特権ID管理製品のログ管理機能を強化、12種類のレポートテンプレートを追加

 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は13日、特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」の「統合ログ管理連携オプション」を強化し、12種類のレポートテンプレートを提供開始すると発表した。

 SecureCube Access Checkは、特権IDを用いた情報システムへのアクセスを管理するソリューション。その1オプションとして、インフォサイエンス株式会社の統合ログ管理製品「Logstorage」をSecureCube Access Checkに連携させ、サーバー機器へのアクセスログを横断的に検索・分析し、レポートとして出力できるようにした「統合ログ管理連携オプション」を提供している。

 レポートテンプレートはすでに12種類が提供されており、複雑な設定を行うことなく、レポートを迅速に出力できるが、今回はさらに12種類のテンプレートを追加した。これらを利用することにより、アクセス数が少ないユーザーやノードを把握し、棚卸しの作業負荷が軽減できるほか、エラー出力が多いユーザーや原因を分析することで、不正アクセスの早期発見と対処が容易になるなど、管理の効率化が期待できるという。

 具体的には、以下の12種類が新たに提供される。

・承認者ごとの承認数
・データ流入・流出量の推移
・アクセス数が多いノードトップ10
・アクセス数が少ないノードトップ10
・アクセス数が多いユーザートップ10
・アクセス数が少ないユーザートップ10
・利用数が多いプロトコルトップ10
・接続時間が長いユーザートップ10
・エラー出力が多いユーザートップ10
・エラー出力が多い原因トップ10
・単位時間当たりのアクセス失敗が多いユーザーとその接続試行先
・単位時間当たりのアクセス失敗が多い接続試行先とそのユーザー

 なお、統合ログ管理連携オプションを契約しているユーザーは、追加費用なしで全テンプレートを利用可能だ。同オプションの価格は年額242万円(税込)から。

新規追加したテンプレートを利用したレポートの例