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Arcserve、バックアップ性能を向上させた新アプライアンス「Arcserve UDP 9000シリーズ」

 arcserve Japan合同会社(Arcserve)は25日、バックアップアプライアンス「Arcserve UDP」製品群のラインアップに最新モデル「同 9000シリーズ」を追加し、同日より受注開始すると発表した。

 Arcserve UDPは、イメージバックアップソフトウェア「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」がプリインストールされたバックアップ専用サーバー。バックアップ/リカバリ用に最適化されたハードウェアにソフトウェアを搭載しており、Arcserve UDPの使い勝手そのままに、中規模環境のバックアップ/リカバリをより容易に行えるという。また、保護対象台数無制限のライセンスで利用できる点も特徴とのこと。

 今回発表されたArcserve UDP 9000では、CPU、メモリ、SSDが新世代に刷新されたほか、オンボードのネットワークインターフェイスを10GBASE-T対応となり、従来モデルの「Arcserve UDP 8000シリーズ」と比べてバックアップの書き込み性能、同時ジョブの実行性能が向上した。またオプションとして、16Gbps FC HBAを追加できる。

 一方、ソフトウェアの構成はArcserve UDP 8000と同一で、既存ユーザーは使用方法を変えることなく追加導入できるとしている。

 ラインアップは、ストレージ構成に応じてさまざまな種類が用意されており、例えば、RAID1構成の4TBモデル「Arcserve UDP 9100 Appliance」が418万円(税込、以下同じ)、RAID5構成の12TBモデル「Arcserve UDP 9200 Appliance」が418万円、RAID6構成の8TBモデル「Arcserve UDP 9200-6 Appliance」が320万円など。