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Arcserve、RAID6構成で可用性を高めたバックアップアプライアンス新モデル

 arcserve Japan合同会社(Arcserve)は9日、バックアップアプライアンス「Arcserve UDP 8000シリーズ」において、HDDをRAID6構成とした新モデル「Arcserve UDP 8200-6 Appliance」および「Arcserve UDP 8220-6 Appliance」を、5月21日より受注開始すると発表した。

 Arcserve UDP 8000シリーズは、イメージバックアップソフトウェア「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」をプリインストールしたバックアップ専用サーバー。保護対象台数無制限のライセンスと、Arcserve UDPに最適化されたハードウェアにより、バックアップ/リカバリをより簡単かつシンプルに実現できる特徴を持つ。

 同シリーズではもともと、株式会社ニューテックにより全数検査され、厳しい出荷基準に適合したHDDを搭載しているため、製品出荷後1年以内のHDD故障率は0.24%にとどまっているというが、今回提供される新モデルでは、RAID6構成を採用してさらに可用性を強化している。

 万一HDDが2台同時に故障してもデータが失われないことから、バックアップサーバーに対して高い耐障害性/可用性が求められる環境に適しているとのこと。

 なお、RAID5を採用した従来モデル「Arcserve UDP 8200 Appliance」「Arcserve UDP 8220 Appliance」も、これまで通り販売を継続する。

 価格は、4TB SAS HDD×4をRAID6構成にしたArcserve UDP 8200-6 Applianceが320万円(税別)、8TB SAS HDD×4をRAID6構成にしたArcserve UDP 8220-6 Appliance(RAID6、16TBモデル)が520万円(税別)。