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Arcserve Japan、統合バックアップ/リカバリーソリューション「Arcserve UDP 8.0」を発売

 arcserve Japan合同会社(以下、Arcserve Japan)は7日、統合バックアップ/リカバリーソリューションの最新版「Arcserve Unified Data Protection 8.0(以下、Arcserve UDP 8.0)」を発表した。4月7日に受注を開始、4月12日に出荷開始する。

 Arcserve UDPは、仮想や物理の混在する複雑な環境のニーズを満たす次世代の統合バックアップ/リカバリーソリューション。災害対策などの機能を標準で利用でき、各種クラウドサービスにも対応する。

 Arcserve UDP 8.0では、Microsoft 365に関連する各アプリケーションでのデータ保護機能を強化。 OneDriveリストアの強化や、SharePoint Onlineでのサイトバックアップ機能の拡充、Teamsのデータバックアップ・復元のサポート、Office365グループサポートなどを行った。

 このほか、ファイルストレージサービス「Nutanix Files」への対応や、クラウドからのリバースレプリケーションへの対応、「復旧ポイントのコピー」をAmazon S3のオブジェクトロックに対応させるなどの機能を強化。日本市場からの機能改善要望も複数取り込み、復旧ポイントサーバー(RPS)のセキュリティ強化や、運用面でのさまざまな機能拡張を行った。

 また、従来版のArcserve UDPは永久ライセンスのみとなっていたが、Arcserve UDP 8.0から新たに1年単位から購入できるサブスクリプションライセンスを提供する。

 Arcserve UDP 8.0の価格(税込)は、永久ライセンスが11万円から、サブスクリプションライセンスが年額3万6960円から。また、「Arcserve UDP 8.0 Microsoft 365」10ユーザーサブスクリプションについては、Microsoft 365へのバックアップが重要視されるようになったことを受け、価格を従来の年額5万5000円から年額2万6400円へと値下げした。