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LogStareのマネージドセキュリティプラットフォーム「LogStare」、Zabbixの監視データを可視化するレポート機能を提供

 株式会社セキュアヴェイルは20日、子会社の株式会社LogStareが開発するマネージドセキュリティプラットフォーム「LogStareシリーズ」において、Zabbixの監視データをLogStareで収集し、自動的に可視化とレポート作成を行う「Zabbixレポートテンプレート」を提供開始すると発表した。同機能はLogStareの標準機能として提供される。

 LogStareシリーズは、セキュアヴェイルの持つセキュリティ運用ノウハウと、ログのビッグデータ分析を実現する大量データ分散技術を用いて開発された、純国産のマネージドセキュリティプラットフォーム。システム監視、ログ管理、AI予測といった機能をワンパッケージで提供しており、セキュリティインシデントの早期発見と問題の絞り込みを容易に行えるため、インシデントの原因調査の手間と時間を短縮できるという。さらに、監視データとログデータのビッグデータ化によって、将来起こりうる障害のAI予測にも対応するとのこと。

 今回は新機能として、オープンソースのネットワーク監視ツールであるZabbixを活用した「Zabbixレポートテンプレート」を提供開始する。Zabbixの監視データを自動的に収集し、解析とレポート作成を行うことが可能で、ネットワーク機器やサーバーの死活監視、性能監視にZabbixを用いている企業に適しているという。

 具体的には、監視対象機器の稼働状況やコンピューターリソースの使用率といった情報を、Zabbixが持つリアルタイムエクスポート機能を用いてLogStareに引き渡し、グラフ等による可視化とレポート作成を実施する。またLogStareに引き渡した監視データはクラウド上に保管されるため、データの長期保管にも対応。過去と現在のリソース情報の比較や、蓄積したデータを基にした将来予測などが容易に行えるとした。

 なお、ZabbixレポートテンプレートはLogStareの標準機能として提供され、価格は年額60万円(税別)から利用可能としている。

Zabbixから収集した監視データを集計しグラフ化した画面